道路交通法によって、6歳未満の子供にチャイルドシートの装着が義務付けられているのはご存知かと思います。しかしながら、2013年の警察庁・JAF調査によると、チャイルドシートの装着率は60.2%に留まるとのことです。その上、3人に2人がチャイルドシートの装着法を誤っているそうです。
誤った装着法の代表例は下記の4つです。
1)チャイルドシートを固定している腰ベルトの締め付け不足
シートの上端部を引っ張って3センチ以上動くようなら、もう一度しっかり締め付け
る必要がある。
2)子供の体型とシートのタイプが合っていない
基準となるのは子供の“年齢”ではなく“体格(体重)”。子供の体型に合ったシート
を選ぶことが必要。
3)ハーネスの締め付けが不適切
取扱説明書をよく読んで、肩の位置や引出し口の正しい位置関係を確認。
4)もらい物なので部品が足りない
金具等の紛失によって、うまく固定ができず不安定な状態で取り付けると、当然大き
な危険を伴う。
大事なことは取扱説明書に従って正しく装着することだそうです。また、もらい物で説明書がない場合には、メーカーの公式サイトでダウンロードができたり、問い合わせにより取り寄せが可能なこともあるそうです。
運転をする際には、必ずお子さまのチャイルドシートが正しく装着されているか確認するようにしてください。数分の安全確認作業により、大切なお子さまの命を守ることができるのです。
(参照:https://news.goo.ne.jp/article/urepia/trend/urepia-21127.html?pageIndex=2)
八木桜子(事務員)