ベビースペース設置|SDGs ジェンダー平等を実現しよう

事務所のメンバーが出産したこともあり、事務所の会議室にベビースペースを設置しました。また、来所される皆様になるべく安全に会議室をご利用頂けるように、空気清浄機や加湿器も追加設置しています。

SDGsの目標5は「ジェンダー平等を実現しよう」(GENDER EQUALITY) というものです。子育て支援も、多くの場合、ここに位置づけられると思います。

もちろん、子育て支援は女性のみを支援するものではありません。当然、男性も子育てをしますし、先日の神奈川県のイベント「対話の広場」でも、シングルファーザーのことなどが話題に上っていました。

ただ、現実問題として、子育てにかける時間が男女で大きく異なる状況があります(神奈川県「男性による家事育児の実態と効果」)。また、子育てにも十分に時間をかけながら働きたいという女性もいるでしょう(もちろん男性も)。このため、社会全体での男女共同参画(ジェンダー平等)の推進にあたっては、やはり子育て支援が重要な役割を果たすことになります。

人口減少が進む中、今後は多くの業界で人材獲得が難しくなってきます。そうした中で、いかに魅力のある職場を作っていけるかが、人材獲得及び人材定着の大きな鍵になってくるでしょう。求人にお金をかけても、採用した人がすぐにやめてしまうことがあります。これに対し、魅力のある職場を作れれば、職員が定着してくれる可能性も高くなります。

子育て支援体制も職場の大きな魅力になり得ますから、求人にかける費用の一部を子育て支援にあてることを考えても良いでしょう。

こうしたことにご興味のある経営者の方は、是非一度、雑談をしにいらしてください。

※ベビースペースには除菌スプレー等を設置しております。定期的に清掃はしていますが、スペースや玩具の消毒等については自己責任でのご利用をお願いいたします。

投稿者:

弁護士 澄川 圭

神奈川県弁護士会(旧横浜弁護士会)川崎支部所属。企業法務、倒産事件、一般民事事件及び家事事件。英語関連の業務(英文契約書等)も取り扱っております。